カウンセラーの仕事はプライドが大事!

【from Editor】バックはブルー(産経新聞)

 「顔写真持ってきて」

 きょうも、紙面のどこかに載っている顔写真。紙面では決して大きなスペースを取るものではないけれど、「この人、どんな顔してるんだろう」という疑問に答えてくれる貴重な情報だ。政治家、企業の経営トップ、芸能人、スポーツ選手。事件・事故の一報とともに出てくる一般の人もいる。

 ちょっと注意して見ていただくとわかるが、形は四角、背景は「ブルー」だ。べつに青ざめているわけではない。産経新聞に限っていえば、周囲の景色を消して、ブルーに“塗る”。顔を引き立たせるための統一ルールだ。

 「えっ、バックがグレー?」

 それまではブルーだったのに、ある日、背景の色が変わってしまう人がいる。「容疑者」の呼称がついた場合がそうだ。紙面上の色が、人生そのものを表すかのように「グレー」に塗り変わってしまう。なんとかならなかったのか、そう思う瞬間でもある。

 「顔写真、置いときまーす」

 きたきた。表情は原則、「まじめ」である。口元はキリッと引き締まり、目元パッチリで正面向き、Vサインなどはもちろんしていない。どれどれ、届いた写真をのぞきこむと…。

 にっこりほほ笑みかけてくる人。完全にそっぽを向いてしまっている人。歯が見えていてもいいのかなあ、などとこちらが心配になるものもある。カッコいいサングラスをかけた人に出会うと、「うーん」とうなって、持ってきた人にいう。「悪いけど差し替えてくれない?」

 それでも、二度と差し替えられない場合もある。亡くなった方の写真だ。こういう顔写真は、何年この仕事をやっていても、つらいものだ。

 「こっちの記事にも『顔』入れて」「顔、間違ってないな」「大丈夫だよね」

 覚えきれないほどの顔写真が毎日、整理部の机の上を通り過ぎていき、何度も何度も、この言葉が行き交う。顔写真が誤って掲載されることは許されない。小さな写真に詰め込まれた人生の重さを考えると、私たちには何度もチェックすることぐらいしか、できそうもない。

 そして、確認作業をするたびに、機械的に消された背景の中で、息づいていたはずの人間模様に思いをはせる。

 「バックはブルー」

 これから何人と出会うのだろうか。(副編集長 田所謙一)

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by c4shyuvbdj | 2010-06-07 16:20
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